【25年下期最新】ドラム式洗濯機一人暮らしおすすめ_ドラム式洗濯機は必要？サイズ・電気代から考える失敗しない選び方

最終更新日：2025年08月03日

• 
• 
• 

イントロダクション

 

「一人暮らしの狭い部屋にドラム式洗濯機は大きすぎるのでは？」「電気代がかかりすぎないか心配」「縦型で十分じゃない？」

多くの一人暮らしの方がこんな疑問を持ちますよね。でも実は、最近のドラム式洗濯機はコンパクト化が進み、一人暮らしにこそメリットが大きいんです。

この記事では、実際に11モデルを比較検証した経験から、一人暮らしでも後悔しないドラム式洗濯機の選び方を徹底解説します。型落ちモデルを狙えば、通常より最大10万円もお得に高性能な洗濯機が手に入る方法もお教えします！

解説動画はこちら↓

一人暮らしにドラム式洗濯機が適している3つの理由

「一人暮らしにドラム式は大げさでは？」と思われがちですが、実は一人暮らしだからこそメリットが大きいんです。

1. 忙しい一人暮らしの強い味方：全自動で洗濯から乾燥まで完結

 

一人暮らしは仕事や勉強で帰宅が遅くなりがち。「今日も洗濯物が溜まってる…でも干す時間がない」という経験はありませんか？

ドラム式洗濯機なら、洗濯から乾燥まで全自動。朝出かける前にセットすれば、帰宅後には乾いた清潔な衣類が出迎えてくれます。洗濯物を干す・取り込む手間が完全に省け、年間約73時間の時間節約になるという調査結果もあります。

2. 部屋干しのニオイ問題を解決できる

 

一人暮らしの部屋で洗濯物を部屋干しすると、以下の問題が発生しがちです：

湿気がこもり、生乾きの嫌なニオイの原因に

冬場や梅雨時は特に乾きにくく、ニオイが強くなる

湿気による結露やカビの発生リスクが高まる

ドラム式洗濯機の乾燥機能を使えば、これらの問題を一気に解決。特にヒートポンプ式なら室内の湿度も上げません。実際に使用者の92%が「部屋干し臭が解消された」と回答しています。

3. 近年は一人暮らし向けコンパクトモデルが続々登場

 

従来のドラム式洗濯機は大きいというイメージがありましたが、ここ2〜3年でコンパクトなモデルが増えています：

ニトリやアクアから幅60cm以下、奥行き55cm程度のモデルが発売

従来型と比べて設置面積が最大15%減少

一般的な縦型洗濯機とほぼ同じスペースで設置可能

例えば、アクアのコンパクトドラム式は幅59.5cm×奥行53.5cmと、一般的な縦型洗濯機とほぼ同じサイズです。

 

一人暮らしでドラム式洗濯機を選ぶ際の4つのポイント

適切な容量選び（なぜ10kgが一人暮らしにも理想的なのか）

 

「一人暮らしだから小さい容量で十分」と思いがちですが、それが失敗の元です。

洗濯機は余裕を持った容量が洗浄力アップのポイント

洗濯物がドラム内でしっかり動くことで洗浄力が発揮されます。実験では、容量の70％程度の量を入れた場合と満杯にした場合で、前者の方が汚れ落ちが約18％向上することが確認されています。

容量いっぱいに詰め込むと衣類が洗濯水と十分に循環せず、汚れ落ちが悪くなるのです。

一人暮らしでも週末まとめ洗いには10kg程度が必要

平日忙しく、週末にまとめて洗濯する方も多いでしょう。その場合、以下の量を考えると10kg程度はすぐに必要になります：

洗濯物の種類	平均的な重さ
シングルサイズの布団カバー	約1.2kg
バスタオル2枚	約0.8kg
シーツ1枚	約0.9kg
一週間分の衣類（冬場）	約4〜5kg
バスマット・キッチンタオルなど	約1kg
合計	約8〜9kg

 

実際、ニトリの10kg容量モデルで3人の1日分の洗濯物を入れるだけでかなりの量になることが確認されています。

将来的な拡張性も考慮する

単身世帯でも、将来的に同居人が増えたり、ライフスタイルが変わる可能性もあります。容量不足で買い替えるよりは、少し余裕を持った容量を選ぶ方が長期的にはコスパが良いでしょう。

乾燥方式の選び方（ヒーター式とヒートポンプ式の違い）

 

ドラム式洗濯機の乾燥方式は大きく2種類あり、使い勝手や電気代が大きく変わります。

乾燥方式の比較表

乾燥方式	乾燥温度	電気代(5kg/回)	水道代	衣類への影響	本体価格
ヒートポンプ式	約65℃	約40円	不要	縮みにくい	高い(+5〜8万円)
水冷式ヒーター	約80℃	約100円	約10〜15円	やや縮む	中程度
排気式ヒーター	約90℃	約120円	不要	縮みやすい	最も安い

 

どちらを選ぶべきか？使用頻度別アドバイス

 

乾燥機能を週3回以上使う方：ヒートポンプ式がおすすめ

年間で約15,000円の電気代節約になり、2〜3年で価格差を回収可能

衣類へのダメージも少なく長持ちする

 

乾燥機能を月に数回しか使わない方：ヒーター式でも十分

初期費用を5〜8万円抑えられる

使用頻度が少なければ電気代の差もそれほど気にならない

 

中間的な利用（週1〜2回程度）の方：水冷式ヒーター乾燥が折衷案

価格と運転コストのバランスが取れている

衣類へのダメージも比較的少ない

搬入経路と設置スペースの確認方法

 

ドラム式洗濯機を購入しても、搬入できなかったり設置できなかったりしては意味がありません。実際、家電量販店では「搬入できず返品」が年間約3,000件発生しています。

 

防水パンのサイズ確認

防水パンは洗濯機から水漏れした場合の受け皿になる重要な部品です。

 

必要なサイズ：幅590mm×奥行540mm以上

確認ポイント：洗濯機の足の部分（幅約512mm）が収まるかどうか

注意点：本体自体はみ出ても、足の部分が防水パン内に収まれば問題ない

 

設置スペースの確認

洗濯機本体だけでなく、周囲のスペースも確保する必要があります。

横幅：洗濯機の両側に合計2cm以上の隙間（脱水時の振動対策）

コンパクトモデル：幅約60cm → 設置幅62cm以上

一般的なモデル：幅約64cm → 設置幅66cm以上

高さ：水道栓の位置に注意

コンパクトモデル：高さ約85〜94cm

一般的なモデル：高さ約110cm

賃貸の場合、水道栓が飛び出ていると設置できない場合あり

奥行き：扉の開閉スペースを含む

本体奥行き約60cm + 扉開放時約62cm = 合計約122cm

右開き・左開きどちらが部屋のレイアウトに合うか確認

型番の末尾「R」は右開き、「L」は左開き

 

搬入経路のチェックリスト

チェックポイント	最低必要寸法	測定方法	注意点
エレベーターの間口	70cm以上	ドアの内側の幅を測定	自動ドアの場合、完全に開いた状態で測定
エレベーター内部	幅70cm×奥行100cm以上	内部の有効寸法を測定	手すりや鏡の出っ張りも考慮する
玄関ドア	70cm以上	ドア枠の内側を測定	ドアを完全に開けた状態で測定
廊下の幅	70cm以上	最も狭い部分を測定	突起物（消火器など）も考慮
階段の幅	75cm以上	手すりとの距離を含めて測定	角を曲がる場所も確認
洗面所ドア	60cm以上	ドア枠の内側を測定	ドアを取り外せるか確認

搬入できるか不安な場合は、購入前に家電量販店に相談すると、事前に搬入経路調査をしてくれることがあります。

 

価格と機能のバランス（型落ちモデルの狙い方）

 

新製品が出るたびに価格が下がる「片落ちモデル」（型落ちモデル）を狙うことで、高性能な洗濯機を安く手に入れられます。

 

型落ちモデルとは？

メーカーが新製品を発売する際に、前年や前々年のモデルの価格を下げて在庫処分することがあります。これらは性能面では新製品とそれほど変わらないのに、大幅に安く購入できるチャンスです。

 

型落ちモデルの価格差の実例

メーカー・モデル	新製品価格	片落ちモデル価格	差額
日立ドラム式(11kg)	24.8万円	17.8万円	7万円
東芝ドラム式(10kg)	28.0万円	22.9万円	5.1万円
アクアドラム式(10kg)	19.8万円	14.9万円	4.9万円

 

最もお得な購入タイミング

8月は新製品の発売時期。8月〜10月頃が片落ちモデルを狙う最適な時期です。

8月：新製品発売、前年モデルの大幅値下げ開始

9〜10月：片落ちモデルの在庫処分セール（最もお得な時期）

11〜12月：人気モデルは在庫が少なくなり始める

1〜3月：在庫限り（選択肢が少なくなる）

特に9月末や10月初めの決算セールは狙い目です。

 

中心機能で比較する「引き算の家電選び」

最新機能のうち、実際にはほとんど使わない機能は無視し、中心となる機能で比較することが大切です。

ドラム式洗濯機の中心機能は：

容量：一人暮らしでも10kg程度あると余裕がある

乾燥方式：ヒートポンプ式か水冷式ヒーター乾燥がおすすめ

コンパクトさ：一人暮らしの場合、幅60cm前後が理想

基本的な洗浄性能：どのメーカーも大きな差はない

メーカーごとの独自機能（泡洗浄、ナノ水流洗浄など）は実際の洗浄力にほとんど差がないため、過度に気にする必要はありません。

 

人暮らし向けドラム式洗濯機おすすめ4選

一人暮らしの部屋に置くためのサイズチェック方法

 

購入前に必ず確認すべきサイズチェックリストを紹介します。

 

防水パンのサイズ測定手順

1.現在の洗濯機を動かせる場合は移動させ、内側の寸法を測定

-メジャーを使って内側の幅と奥行きを測る

-角が丸くなっている場合は、最も狭い部分で測定する

2.幅と奥行きを測り、最低でも幅590mm×奥行540mm以上あるか確認

-幅が590mm未満の場合、一般的なドラム式は設置できない可能性が高い

-その場合は特にコンパクトなモデル（アクア・ニトリなど）を検討する

3.既存の洗濯機が動かせない場合は、洗濯機の型番から防水パンのサイズを推測

-縦型洗濯機の場合、一般的に幅550mm×奥行500mm程度の防水パンに設置されている

 

水道栓の高さチェック

1.床から水道栓の中心までの高さを測定

-メジャーを床に垂直に立て、水道栓の中心までの高さを測る

-蛇口の種類も確認（飛び出しているタイプかフラットタイプか）

2.購入予定の洗濯機の高さと比較

-コンパクトモデル：85〜94cm

-一般モデル：約110cm

3.特に賃貸の場合、水道栓が飛び出ているタイプなら注意が必要

-飛び出している場合、洗濯機背面と干渉する可能性がある

-この場合、L字型の給水ホース継手を使用するか、水道業者に相談する

 

レイアウトと扉の開閉スペース

1.洗濯機の設置予定場所に立ち、前方に122cmのスペースがあるか確認

-メジャーを使って実際に測定する

-壁や家具などの障害物がないか確認

2.右開きか左開きのどちらが使いやすいか現場で確認

-右側に壁がある場合は左開きモデル

-左側に壁がある場合は右開きモデル

-両側に十分なスペースがある場合は利き手に合わせて選ぶ

3.洗濯物の出し入れがスムーズにできるスペースがあるか検討

-扉を全開にして、その前に立って洗濯物を出し入れできるか確認

-扉の前に障害物（洗面台など）がないことを確認

 

よくある質問（FAQ）

一人暮らしでドラム式は大きすぎませんか？

一人暮らしでもドラム式洗濯機のメリットは大きいです。最近はコンパクトモデルも増えており、幅60cm程度のモデルなら一般的な縦型洗濯機とほぼ同じスペースで設置可能です。むしろ干す手間が省けるので、物干しざおが不要になり、部屋のスペースを有効活用できます。

例えば、アクアのコンパクトドラム式（AQWDM10R）は幅59.5cm×奥行53.5cmと、縦型洗濯機とほぼ同じサイズです。

乾燥機能はどれくらい電気代がかかりますか？

乾燥方式によって大きく異なります：

乾燥方式	1回あたりのコスト(5kg)	年間コスト(週3回使用)
ヒートポンプ式	約40円	約6,240円
ヒーター式(水冷)	約100円+水道代約10円	約17,160円
ヒーター式(排気)	約120円	約18,720円

頻繁に乾燥機能を使用する場合は、初期費用が高くてもヒートポンプ式の方が長期的にはお得になります。週3回使用の場合、5年で約5万円の差になり、初期投資の差額を回収できる計算です。

 

賃貸でもドラム式洗濯機は設置できますか？

 

基本的には設置可能ですが、以下の点に注意が必要です：

1.防水パンのサイズが十分か確認

最低でも幅590mm×奥行540mm以上必要

古いアパートでは小さい場合があるので注意

2.水道栓の高さとタイプの確認

飛び出しタイプの場合、洗濯機と干渉する可能性あり

対応策としてL字継手の使用を検討

3.搬入経路の確保

エレベーター、廊下、ドアなどの寸法を事前確認

搬入できるか不安な場合は、販売店に事前調査を依頼する

4.騒音対策

防振マットの使用（500〜2,000円程度）

夜間の洗濯を避ける

5.契約条件の確認

契約書に禁止事項がないか確認

心配な場合は、管理会社や大家さんに事前確認することをおすすめします。

 

どの季節に買うのがお得ですか？

 

8月〜10月が最もお得な時期です。8月は新製品の発売時期であり、前年モデルが「片落ち」として大幅値下げされるタイミングです。

最安値になる時期：9月末〜10月初め（決算セール時）

-前年モデルが最大30%OFF

-店頭展示品なら追加で5〜10%引きになることも

価格推移の例（日立ドラム式10kg）：

-8月初旬：22.8万円

-9月中旬：19.8万円

-10月初旬：17.8万円（決算セール）

-12月：18.5万円（在庫減少で若干値上がり）

特に9月末から10月初めの決算セール時が最安値になることが多いです。

まとめ：一人暮らしこそドラム式洗濯機のメリットを活かせる

 

一人暮らしでドラム式洗濯機を選ぶ際のポイントをおさらいします：

 

1.容量は余裕を持って10kg程度が理想的

-洗浄力アップのためにも詰め込みすぎない余裕が必要

-週末のまとめ洗いにも対応できる

-将来的な拡張性も考慮すると安心

 

2.乾燥方式は使用頻度で選ぶ

-頻繁に使う → ヒートポンプ式（初期費用高いが長期的にお得）

-たまに使う → ヒーター式（初期費用を抑えられる）

-中間的な使用 → 水冷式ヒーター乾燥（バランス型）

 

3.設置スペースは事前に詳細チェック

-防水パンのサイズ（最低でも幅590mm×奥行540mm）

-水道栓の高さと形状

-搬入経路の確保（最低70cm以上）

-扉の開閉スペース（前方に約122cm）

 

4.価格と機能のバランスを考慮

-8月〜10月の片落ちモデルを狙う（最大30%OFF）

-中心機能で比較する「引き算の家電選び」を実践

-不要な機能にお金を払わない賢い選択を

一人暮らしだからこそ、時間を有効活用できるドラム式洗濯機のメリットは大きいです。特に忙しい社会人や学生にとって、洗濯から乾燥までを全自動で行ってくれるドラム式洗濯機は、生活の質を大きく向上させてくれるでしょう。実際のユーザー調査では、ドラム式洗濯機の導入により、一人暮らしの方の78%が「家事の負担が減った」と回答しています。

片落ちモデルを狙って賢く購入すれば、高性能な洗濯機を驚くほどお得に手に入れることができますよ。